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婦人科

子宮の病気

子宮筋腫

子宮にできる良性の腫瘍(しゅよう)で月経痛・過多月経・不妊症・流早産などの原因の一つとして知られており、30歳以上の女性の約30%にあると言われています。

エストロゲン(女性ホルモンの一種)の影響で増殖するため、女性のライフスタイルが変化して昔と比べて結婚・妊娠年齢が上昇し妊娠回数も減少しているので、妊娠や授乳で途絶えていた月経の機会が多くなったことが子宮筋腫を発症する頻度が増えた原因とされています。

子宮の中で発生する場所によって症状が出やすかったり、出にくかったりして発見がされ にくい場合もあります。

症状や筋腫の大きさによってGnRHアゴニスト(女性ホルモン抑える薬)などで月経を一時的に休止させて月経異常をやわらげるか、手術による筋腫の 切除などをおこなう場合があります。

子宮腟部びらん

子宮の出口から腟につらなる部位(子宮腟部)の粘膜が赤くただれて見える状態をいいます。

感染や性交渉により子宮腟部びらんがひどくなると少量の出血を伴う場合がありますが、がんの初期にも同様の症状が認められるので症状が気になるときには、がん検診を早めに実施しておくことが大切です。

子宮頸がん

子宮頸部(子宮の出口付近)にできるがんを子宮頸がんといいます。

20歳代の女性にも 発症リスクがあり注意が必要です。初期で発見されればほぼ100%治るので、早期発見のために年1回は検診を受けるようにしましょう。

最近、子宮頸がんの原因として「ヒトパピローマウィルス(HPV)」によるものが約60%と高率に認められることが分かりました。

HPVは誰もが感染しうる、ごくありふれたウィルスでほとんどの場合は自然消失しますが、一部が数年かけてがん化するといわれています。このため近年HPV感染予防に「子宮頸がんワクチン」が、国の推奨事業として広く投与されるようになりました。これにより将来の子宮頸がん患者数の減少が見込まれましたが、報道にもありますように、子宮頸がんワクチンによる副作用としての諸症状の報告が相次ぎ、一時(2014年冬現在)積極的な推奨は控えられるようになりました。

ワクチンそのものの有効性は広く認知されているだけに今後の発表が待たれるところです。その間は引き続き、定期的ながん検診を受けることが大切です。

子宮体がん

子宮本体の内側(赤ちゃんを育む場所)をおおう膜(内膜)にできるがんを子宮体がんといいます。

性器出血やおりものの増加・下腹部痛などで見つかる場合があります。子宮頸がんと異なり、更年期とそれ以降の40~60歳代の女性に発症リスクがあります。

初期に発見されれば子宮頸がんと同様に治癒率は高いので、40歳以降は内膜チェックを年に一度は子宮頸がん検診とともに受けるようおすすめいたします。

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