婦人科

性病

B・C型肝炎

ウィルス肝炎ウィルスは、赤ちゃんに感染してもすぐには症状に出ず潜伏し(キャリア化)、将来慢性肝炎・肝硬変・肝臓がんに進展する場合があります。したがって、母親の感染チェックや赤ちゃんへの感染を予防することが大切で、妊娠初期の血液検査はこのため行われます。感染が認められても妊娠中は特別な治療はありません。母乳育児も制限はありません。

B型肝炎ウィルス感染の母親から生まれた赤ちゃんには、出生48時間以内に抗HBs免疫グロブリン(HBIG)を注射して感染の予防を行います。

その後のケアは母親の感染状況によって異なります。C型肝炎ウィルス感染の母親から生まれた赤ちゃんは、自然消失も少なくないので、定期的検査のみで出生直後~3歳ごろまでに行う治療はありません。


梅毒

性交渉によって皮膚や粘膜から感染し、当初は性器に独特のしこりが発生、全身に発疹を認めて最終的には進行性の神経麻痺に至る病気です。

早期のペニシリン治療が有効です。

エイズ(HIV)

日本のエイズ(HIV)感染者の出産数は年間に30件程度ありますが、適切な予防対策(抗ウィルス薬・帝王切開・粉ミルク育児など)を受ければ赤ちゃんへの感染率は1%以下に抑えられるといわれています。

クラミジア感染症

水っぽいおりものや少量の出血で見つかることが多いです。

感染が子宮を経由しておなかの中に広がると発熱・腹痛などの症状が出たり、おなかの組織を癒着させる場合もあります。

男女間で感染をうつしあう「ピンポン感染」が有名で、本人だけでなくパートナーも治療しないと再感染の恐れが高いのが特徴です。

性器ヘルペス

ヘルペスウィルス(単純ヘルペスウィルス)は感染力がとても強いウィルスで、さらに一度感染するとその後ずっと住みつく性質があり、発熱・過労・ストレスなどで免疫力が低下するたびに発症します。

性器や肛門がむずがゆくなり小さな水ぶくれができ、つぶれると激しい痛みで排尿や歩行が困難となる場合もあります。

淋病

おりものが増えて発熱し下腹部痛をともなって見つかることが多いです。

男女間で感染をうつしあう「ピンポン感染」が有名で、本人だけでなくパートナーも治療しないと再感染の恐れが高いのが特徴です。

毛ジラミ

吸血性昆虫である毛ジラミの寄生によって発症する感染症です。

性交渉により陰毛からパートナーの陰毛へと移動して感染します。

コンドームで予防できないので剃毛するか、シラミ治療薬を卵の孵化にあわせて3~4日ごとに3~4回投与します。

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